01 がんの発生メカニズム

ヒトの体を構成している細胞は、決められた周期で分裂・増殖を行い、常により良い細胞で構成されています。 生活環境や生活習慣、加齢などで最適な細胞分裂や増殖サイクルに異変を生じると 正常細胞が持っている「アポトーシス(細胞自然死機能)」が機能しないで増殖し続けます。 また、増殖を抑える役割のがん抑制遺伝子の損傷や不活化ががん増殖に拍車をかけます。

  
02がん遺伝子治療の仕組み
がん細胞の特徴である「無限増殖」を止め、正常細胞が持っている「アポトーシス(細胞自然死機能)」を起こさせます。がん細胞の「無限増殖」に関わっているCDC6を 抑え、損傷したがん抑制遺伝子を正常化してやることでがん細胞の増殖・不死を止めます。このタンパクにはCDC6shRNAとP16、PTENというがん抑制遺伝子をレンチウイルスベクターに搭載しています。
03がん遺伝子治療の特徴
○ 正常細胞に影響を与えません(副作用が少ない)
  =体へのダメージは殆どありません
○ 放射線治療や抗がん剤治療と併用することでより効果を増強させます
  =3大標準治療との相乗効果がみられます。
○ がんの種類を問いません。また細胞レベルでもがんに対処します。
  =無限増殖するがん細胞に直接作用、がん化する前の細胞にも作用します。
○ 治療適応範囲が広く、がん幹細胞や難治性のがんにも効果がみられます。
  =がん幹細胞や抗がん剤の効きにくい難治性がんにも効果が期待できる。